うつ病の症状とは【欲求のコントロールが難しくなる】

単極性にもいろいろある

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休職しない場合は

うつ病はいわゆるうつ状態だけを示す単極性と、躁状態も含む双極性タイプがあります。このうち単極性は、気分変調症と大うつ病性障害に分類されます。気分変調性障害は、軽度のうつ症状があるときのほうが、何もない状態のときよりも多く、大人で2年以上、青年期で1年以上続くことが多いです。正常な気分が安定して2か月以上続くことはありません。一方、大うつ病性障害は、抑うつ気分がほぼ1日中、あるいはほとんど毎日、少なくとも2週間以上続き、同時に8つの中核症状のうち4つが存在するタイプです。もし、抑うつ気分がみられない時には、ほぼすべての活動力に対する完全な興味の喪失が同じように2週間続き、中核症状が4つ以上存在する場合に該当します。中核症状というのは、睡眠時間の減少または増加がほぼ毎日あるなどです。ほかにも過剰な罪責感または、無価値観を、本人が悪いかどうかにかかわらず、ほぼ毎日感じる、集中力の低下などがあげられます。また、このタイプは、単一、反復性、慢性とうつ状態のあらわれ方によってさらに区分されています。さまざまなうつ病がありますが、単極性のうつ病の治療においては、抗うつ剤などの服薬をスタートさせます。服薬開始後、病気の進行の度合いによっては、仕事を休まずに回復していくことがきるか、それとも休養して治療に専念することが必要になるかがわかってきます。うつ病がごく軽症の段階であれば、ノルアドレナリンの働きを強める薬を飲むことにより、意欲が改善し、仕事も能率よくこなすことができるようになります。また、もう少し症状が進んだ段階にある人でも、セロトニンの働きを強める薬を服用することで、睡眠状態が改善することも多いです。その結果、休息の質が良くなり、休職をしなくても、回復に向かうことも多いです。受診した人の3分の1は、こうした経過で回復していきます。一方で、治療をスタートした後に、次第に無理が利かなくなり、結果として、休養が必要になる人もいます。軽症で改善が見られた場合でも、抗うつ剤は少なくとも3か月は服薬を継続することが大切です。その間は、新しい役割を引き受けたり、仕事を増やしたりせずに、週末には十分に休養を取るようにします。気分転換よりは休養を優先して、旅行や引っ越しなどの大きなイベントは避けるようにします。

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